古沢太穂研究会にはどなたでも参加できます。
FAX03-3968-0153松田ひろむまで、ご連絡ください。
  
●太穂研究会の再開について

●古沢太穂関連インターネット資料集

古沢太穂研究会 東京大川端句会


古沢太穂研究会 役員(2001.12)
 
代表委員
      
野宮 猛夫
       森  白樹
  
     乗本 真澄
      
山中 蛍火
          
斎田 史子
           
飯田 史朗
       
岡崎  万寿
 代表幹事   
松田ひろむ



古沢太穂五十句選(松田ひろむ) 「現代俳句」より
ジャズうつ現つ紙屑を燃す霜の上          三十代
飢ふかしコンクリートの崖干潟へ垂る      三十代
ロシヤ映画見てきて冬のにんじん太し      三十代
外は飛雪帰る風呂敷かたく結ぶ          三十代
啄木忌春田へ灯す君らの寮             三十代
やつにも注げよ北風(きた)が吹きあぐ縄のれん      古沢太穂句集
夜空涯なし星・薔薇・同志明日を期し      古沢太穂句集
子も手うつ冬夜北ぐにの魚(うお)とる歌         古沢太穂句集
巣燕仰ぐ金髪なれ汝も日本の子             古沢太穂句集
白蓮(しらはす)白シャツ彼我ひるがえり内灘へ         古沢太穂句集
砂丘ただ炎ゆ異国の轍のふかく荒く         古沢太穂句集
ビキニ以後も界隈を守(も)る梅雨の裸灯         古沢太穂句集
みたび原爆は許すまじ学帽の白覆い         古沢太穂句集
提灯デモの灯腕と出て揺れ屹立つ夜          火雲
吹雪の海越すチーズ一塊をポケットに       火雲
吹雪く日ぐれは車窓へ寄り寝行商婦          火雲
涯しなかりし獄と流氷無音に寝る          火雲
観光夜景のため暗い丘浦上忌          火雲
梅雨さとき葭党地下の日の森に          火雲
森の梅雨音青年市川正一らの死の前          火雲
本漁ればいつも青春肩さむし          火雲
九月ひとに火雲火の翳来て悼む          火雲
喪の十一月河強風に捲かるる鴎         捲かるる鴎
いくども砂照るビキニ忌ご後の風紋         捲かるる鴎
千鳥も老いも夜明けの素足九十九里         捲かるる鴎
石狩孤村地吹雪の子のはぐれ星         捲かるる鴎
氷海の涯しらしらと今日の雁         捲かるる鴎
蜂飼いのアカシヤいま花日本海         捲かるる鴎
怒濤まで四五枚の田が冬の旅         捲かるる鴎
十一面さまや餅花手ちぎりに         捲かるる鴎
唇(くち)ほのと仏芋の葉ごぼうの葉         捲かるる鴎
恵庭(えにわ)野は雪きみが碑へ膝没し         捲かるる鴎
雪掻く音さくさくとまた葱切る音         うしろ手
海にも降り良寛母の墓粉雪            うしろ手
デモを映し冷凍魚らの眼ビキニデー         うしろ手
霜の土昭和無辜(むこ)の死詰めて逝く         うしろ手
戦争を揺れず見ていて深む寒         句集以後
文珠堂森の鈍(どん)びきかえるかな         句集以後
降りみ降らずみ子雀堂に来て遊べ         句集以後
いまも駅柵多喜二居跡へ雪誘う         句集以後
少女の胸と揺れをともにし敗戦日         句集以後
地蔵盆酒くらい尼に好かれもし         句集以後
神楽笛ここ凉し音の佃堀            句集以後
佃囃子や露店は刻む音を高め         句集以後
佃路地師走発たすと風日和            句集以後
雪呼びいる初綿虫を掌に開き         句集以後
かまきりの出目熟睡(うまい)子と日向分け         句集以後
蕗のとう一年爺は病んで喃(のう)            句集以後
文旦とは顔翳しても大きかり           句集以後
  絶句
神通(じんずう)川音いつか瞼の枯れの音         句集以後


太穂研究会の再開について
 古沢太穂研究会は、かつて松田ひろむの呼びかけによって自主的な研究会として発足し、地道な学習・研究活動を行ってきました。
 
この研究会は古沢太穂先生も大変喜ばれ、太穂先生を囲む座談会なども行ないましたが、この数年間諸事情で休会状態となっていました。
 このたびみなさんのご意見により、太穂先生の一周忌をまえに、新たな気持ちで活動を再開することとしました。

 太穂先生の志を真に引き継ぎ、発展させるために、ともに学びあい励ましあう明るい会にしたいと思います。

 結社や流派、太穂先生との面識の有無などを越え、太穂先生の作品と生き方を学ぶ方に開かれた自主的な会にしたいと考えています。

 また、これまでの活動は東京を中心としていましたが、今後はみなさんのご希望により各地での開催も考えたいと思います。

 
今後の主な活動として@吟行・旅行会の開催、A学習・講演会の開催、B資料の収集整理、Cニュースなどの発行、D句会の開催などを計画しています。
 この太穂研究会の再開については、有力なみなさんのご賛同を得ることが出来ました。今後はご参加者のご意見により、会の名称なども含め民主的に運営して行きます。どうか、多数のみなさんのご参加をお待ちしています。みなさんの友人・知人にもお勧め下さるようお願いいたします。

 なお、今後のお知らせは、ご連絡いただいた方にさせていただきますので、ご参加のご意志を松田ひろむ、または左記までご一報くださるようお願いします。
2001年1月
                                          
  野宮 猛夫
                       
森  白樹
  
                     乗本 真澄
                       
山中 蛍火
                                 
森   洋
                                 
斎田 史子
                                 
飯田 史朗
                                 
松田ひろむ
                        
(順不同)

 

●道標東京句会について