―2002年3月より池袋日曜句会が発足しました! 初心者歓迎!どなたでも参加できます。お電話・FAX・Eメールでお申込下さい。
会費 1000円 出句 5句 会場案内 ●東京芸術劇場 JR他 池袋駅下車3分 ●板橋区立産文ホール 東武東上線大山駅下車3分または都営三田線板橋区役所前駅下車5分 ●板橋区成増アクトホール 東武東上線成増駅・有楽町線営団成増駅下車徒歩2分、成増駅隣接 ●板橋区成増社会教育会館 東武東上線成増駅・有楽町線営団成増駅下車徒歩5分 |
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| ●鴎座作品 |
巻頭作品 | 作者 | |
| 腹筋運動の九回目にて蚊の行方 なれなれしい蜥蜴と住んで街交番 やわらかき手首よたんと梅を干す 梅干すと携帯メール覚えたて |
小平 湖 | ||
| 泰山木の花か太穂か遠目ぐせ かたつむり肩こり性を受継いで 観覧車彼岸の見える菱の花 リュック背負う背の肉付きや花菖蒲 |
倉本 岬 | ||
| ずーっと土手ずーっと相槌打って初夏 蚕豆のえくぼは母の十五歳 じゃんけんで酒買いに行く多佳子の忌 母在さず母の日がそこ花時計 猫の目の縦割り左右夏に入る |
小平 湖 | ||
| 鴎2001年5月は6月と合併号です。 | |||
| しばらくお待ちください | |||
| 北窓開く句集「飛景」を開く季 犬の尾の百八十度桜咲く 出身地大阪と書き鳥帰る 静脈のバラの芽たどり波郷の碑 砂町銀座切干大根買いもして |
倉本 岬 | ||
| 如月や紙折鶴を吹きもして 梅東風や座り心地の風見鶏 大胆に林檎を噛むは夫の死後 清張全集また残雪の天城越 中年の五感を覚ます初桜 |
倉本 岬 | ||
| 雪形の睫がうごく五円玉 雪折れの枝の四五歩の家稲荷 初詣ふ菓子黒棒大江戸線 二歳児のなぜなぜ言葉凍解ける 煮くずれのことに喪明けのきりたんぽ |
姉崎 蕗子 | ||
| 離乳食そろそろ仙人バナナかな 大人への途中どんぐり蹴ってみる 水炊きのふつふつ家族増えている 豊饒へインダス土偶の手の祈る 体操教室一匹秋の蝿リズム |
倉本 岬 | ||
| 鉄棒にぶら下がってみる種ふくべ 風呼んで組体操の崩れたる 茶人帽畳めば四角衣被 紅花の枯れて茂吉の「写生道」 おしんつくずく凭れて枯れてだだちゃ豆 くろがねの牛の背ぬっと藁ぼっち |
小平 湖 | ||
| 頭芋ごろり故事来歴のおぼつかな | 菊池 志乃 | ||
| 集団登校どの子に乗るも草の絮 | 石口 栄 | ||
| 滴りや埴輪の腰の揉まれたる | 白石みずき | ||
| 花木槿ベンチも鳩も太穂の眼 | 菊池 志乃 | ||
| しがらみのあればあったでえごの花 | 倉本 岬 | ||
| 蕨折る少年法のひとつずつ | 姉崎 蕗子 | ||
| 眺めゐし写楽に貰う春の風邪 | 松浦 釉 | ||
私たちは、これまでの「鴎」(鴎俳句会)を継承・発展させ、新しい俳誌「鴎座」を創刊することとなりました。鴎俳句会約二〇年の歴史の上に、いま新たな飛躍を目指しています。 私たち「鴎座」は古沢太穂先生(二〇〇〇年三月二日ご逝去)の志である平明清新、抒情、生活感覚を受け継ぎます。 鴎座の「座」とは、座の文学としての会の性格を明らかにするものです。「座」とは俳諧の「座」であるとともに、連衆(れんじゅう)つまり同人・会員の自主的・自発的な集まりであることを意味します。同人・会員は同じ「座」の平等な仲間です。しかし「座」の馴れ合い、情実を避け、厳しくかつ温かい「座」を目指します。 鴎座は作品本意です。その頂きは高く、大空に向かってはばたきたいと思います。しかし裾野は広く、大地にしっかりと根を下ろした作品を大切にします。 同人・会員ひとりひとりの個性を尊重しつつ、自在な発想と自由で多彩な作品を競い合います。 会員相互の文学的な結びつき信頼を深め励ましあいます。 鴎座の俳句的な指導は、松田ひろむがあたりますが、独善、孤高をさける自戒も含め、主宰とせず代表と呼びます。 鴎座は自身の会の枠にとらわれず、過去・現代の優れた俳人に学び、また他の俳句会(団体)との協力、相互研鑚をすすめます。 2001年8月 |