★★★句会日程はこちらへ★★★ お電話・FAX・Eメールでお申込下さい。 各午後1時〜午後4時30分。
●「鴎座」ご入会のおすすめ 俳句に興味のある方ならどなたでも、入会できます。上にあります「創刊のことば」をご覧下さい。 一般会員 会費 月700円(俳誌代含む) 同人 会費 月1500円(俳誌2冊含む)同人へのご参加はお問い合わせ下さい。 ご送金は郵便振替が便利です。口座番号00130-5-47851鴎座俳句会 |
| ●鴎座同人作品 | 同人作品ページへ |
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| 最近の作品はブログをご覧下さい | |||
| 春光や紙飛行機に滑走路 三越や春へとんから機織を 白梅のそれは修善寺物語 声に出してみたい日本語菜の花忌 |
倉本 岬 |
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| 破魔矢命中それからの赤い糸 初刷の平和をひろう一ページ 少年の爪先立ちや霧氷林 淑気いま八幡神社へ反戦を |
小池 都 |
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梟の鳴く薬効の薄れしか |
長谷美知子 |
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| 自分史に九文三分の赤い足袋 酔芙蓉歯科医に胸の内見らる 懸巣鳴く金婚という倦怠期 枡酒に唇ふれている台風裡 |
木谷はるか |
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| 一期一会たとえば銀河あふるる日 秋刀魚焼くなにやら猫語わかるひと 銀河濃しあの日この日に湯のあふれ 小鳥来る句は思うままあるがまま |
増田 萌子 |
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| 睡る子のつむじがふたつ貝風鈴 誰彼のやさしさ野菊摘みためる わが死後の雨が降りだす紫蘇畑 色即是空墨のかすれを萩の花 |
真木 麻子 | ||
| 摺り切りに米一合を終戦忌 遁走の途中のかたち蝸牛 桃啜る強気といふもこの辺で 曳く影も疵だらけにて黒揚羽 |
長谷 美知子 |
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刻の守宮や無事の肩まで湯 |
工藤 眞智子 | ||
| しゃぼん玉の距離で少年仮病中 引く波に波かぶさるる養花天 葉桜の果て母のことことに姑 字あまりや遠足の子のずるずると |
古川 塔子 | ||
| 鮎焼きの頭からいく五十代 花アカシアへぽろっとこぼす男運 「まんずまんず」は叔母の地遠しあたたかし 薔薇よばら頬杖なんて似合 |
小平 湖 | ||
| 干鰈終末医療つばらかに バストアップの体操習う遠蛙 中高年亀鳴くことを待つことに 恋猫の四方八方夫留守で |
古川 塔子 | ||
| 髪切って梅四五輪へ深呼吸 野焼してよくよく見える埼玉県 やわらかに撫でてはこべら踏みこまず 梅林のいつしか方位南口 |
増田 萌子 | ||
| 三寒四温舗道タイルの船踏んで 獅子舞の獅子脱ぎ犬に舐められる ) 折紙の馬の並足寒の雷 寒椿男の唇の野を行けり |
柳田 芽衣 | ||
| ポインセチア遥かなる日は御名御璽(ぎょじ) Sみかん詰め放題と言われても 十二月象形文字の馬の目が 手をつなぐ夫婦と知らず冬の月 |
木谷はるか | ||
| 石仏に魂抜かれ冬の星 一杯のコーヒー探す紅葉酔い 支えらる男の手冷たき樹胎仏 「風邪治せ」叱りし夫よ愛ですか |
工藤眞智子 | ||
| 強く弱く雨の来ている酔芙蓉 ひらがなのつくだおおはしもみじちる 薔薇の実の甘酸っぱくてあねいもと さし石を撫でてやすらう鯊日和 |
柳田 芽衣 | ||
| 家系図の祖父より先は烏瓜 薄目してはは待ちており曼珠沙華 折合いをつけし父と子鰯雲 鶏頭の影の屈折アフガンを |
真木 麻子 | ||
| 晴れ予報朝な揚羽の深呼吸 ふりむけば夏蝶のいる夫との距離 遠花火片耳づつのウォークマン 海よりの青き風あり烏賊を干す |
杉浦 一枝 | ||
| 腹筋運動の九回目にて蚊の行方 なれなれしい蜥蜴と住んで街交番 やわらかき手首よたんと梅を干す 梅干すと携帯メール覚えたて |
小平 湖 | ||
| 泰山木の花か太穂か遠目ぐせ かたつむり肩こり性を受継いで 観覧車彼岸の見える菱の花 リュック背負う背の肉付きや花菖蒲 |
倉本 岬 | ||
| ずーっと土手ずーっと相槌打って初夏 蚕豆のえくぼは母の十五歳 じゃんけんで酒買いに行く多佳子の忌 母在さず母の日がそこ花時計 猫の目の縦割り左右夏に入る |
小平 湖 | ||
| 鴎2001年5月は6月と合併号です。 | |||
| しばらくお待ちください | |||
| 北窓開く句集「飛景」を開く季 犬の尾の百八十度桜咲く 出身地大阪と書き鳥帰る 静脈のバラの芽たどり波郷の碑 砂町銀座切干大根買いもして |
倉本 岬 | ||
| 如月や紙折鶴を吹きもして 梅東風や座り心地の風見鶏 大胆に林檎を噛むは夫の死後 清張全集また残雪の天城越 中年の五感を覚ます初桜 |
倉本 岬 | ||
| 雪形の睫がうごく五円玉 雪折れの枝の四五歩の家稲荷 初詣ふ菓子黒棒大江戸線 二歳児のなぜなぜ言葉凍解ける 煮くずれのことに喪明けのきりたんぽ |
姉崎 蕗子 | ||
| 離乳食そろそろ仙人バナナかな 大人への途中どんぐり蹴ってみる 水炊きのふつふつ家族増えている 豊饒へインダス土偶の手の祈る 体操教室一匹秋の蝿リズム |
倉本 岬 | ||
| 鉄棒にぶら下がってみる種ふくべ 風呼んで組体操の崩れたる 茶人帽畳めば四角衣被 紅花の枯れて茂吉の「写生道」 おしんつくずく凭れて枯れてだだちゃ豆 くろがねの牛の背ぬっと藁ぼっち |
小平 湖 | ||
| 頭芋ごろり故事来歴のおぼつかな | 菊池 志乃 | ||
| 集団登校どの子に乗るも草の絮 | 石口 栄 | ||
| 滴りや埴輪の腰の揉まれたる | 白石みずき | ||
| 花木槿ベンチも鳩も太穂の眼 | 菊池 志乃 | ||
| しがらみのあればあったでえごの花 | 倉本 岬 | ||
| 蕨折る少年法のひとつずつ | 姉崎 蕗子 | ||
| 眺めゐし写楽に貰う春の風邪 | 松浦 釉 | ||
私たちは、これまでの「鴎」(鴎俳句会)を継承・発展させ、新しい俳誌「鴎座」を創刊することとなりました。鴎俳句会約二〇年の歴史の上に、いま新たな飛躍を目指しています。 私たち「鴎座」は古沢太穂先生(二〇〇〇年三月二日ご逝去)の志である平明清新、抒情、生活感覚を受け継ぎます。 鴎座の「座」とは、座の文学としての会の性格を明らかにするものです。「座」とは俳諧の「座」であるとともに、連衆(れんじゅう)つまり同人・会員の自主的・自発的な集まりであることを意味します。同人・会員は同じ「座」の平等な仲間です。しかし「座」の馴れ合い、情実を避け、厳しくかつ温かい「座」を目指します。 鴎座は作品本意です。その頂きは高く、大空に向かってはばたきたいと思います。しかし裾野は広く、大地にしっかりと根を下ろした作品を大切にします。 同人・会員ひとりひとりの個性を尊重しつつ、自在な発想と自由で多彩な作品を競い合います。 会員相互の文学的な結びつき信頼を深め励ましあいます。 鴎座の俳句的な指導は、松田ひろむがあたりますが、独善、孤高をさける自戒も含め、主宰とせず代表と呼びます。 鴎座は自身の会の枠にとらわれず、過去・現代の優れた俳人に学び、また他の俳句会(団体)との協力、相互研鑚をすすめます。 2001年8月 |