鴎座俳句会  創刊のことば 初心者歓迎!どなたでも参加できます。

   
★★★句会日程はこちらへ★★★

   お電話・FAX・Eメールでお申込下さい。 各午後1時〜午後4時30分。
●東京芸術劇場 JR他 池袋駅下車3分
●板橋区立グリーンホール
(旧産文ホール)
東武東上線大山駅下車3分または都営三田線板橋区役所前駅下車5分
●板橋区立文化会館 東武東上線大山駅下車3分または都営三田線板橋区役所前駅下車5分
●板橋区立文化会館 東武東上線成増駅・有楽町線営団成増駅下車徒歩2分、成増駅隣接

●「鴎座」ご入会のおすすめ
  俳句に興味のある方ならどなたでも、入会できます。上にあります「創刊のことば」をご覧下さい。
   
一般会員 会費 月700円(俳誌代含む)
   同人    会費 月1500円(俳誌2冊含む)同人へのご参加はお問い合わせ下さい。

    ご送金は郵便振替が便利です。口座番号00130-5-47851鴎座俳句会
         
鴎座同人作品 同人作品ページへ
 最近の作品はブログをご覧下さい
鴎座2003年 4月号
鴎座2003年 3月号 春光や紙飛行機に滑走路 
三越や春へとんから機織を
白梅のそれは修善寺物語 
声に出してみたい日本語菜の花忌
倉本  岬
鴎座2003年 2月号 破魔矢命中それからの赤い糸
初刷の平和をひろう一ページ
少年の爪先立ちや霧氷林  
淑気いま八幡神社へ反戦を    
小池  都
鴎座2003年 1月号

梟の鳴く薬効の薄れしか 
ふくろふに系図以前の?大樹
湯に浮かみ柚子の一つが悪相で 
人参の甘さが好きで老人期 

長谷美知子
鴎座2002年12月号 自分史に九文三分の赤い足袋  
酔芙蓉歯科医に胸の内見らる  
懸巣鳴く金婚という倦怠期 
枡酒に唇ふれている台風裡 
木谷はるか
鴎座2002年11月号 一期一会たとえば銀河あふるる日
秋刀魚焼くなにやら猫語わかるひと
銀河濃しあの日この日に湯のあふれ
小鳥来る句は思うままあるがまま
増田 萌子
鴎座2002年10月号 睡る子のつむじがふたつ貝風鈴
誰彼のやさしさ野菊摘みためる 
わが死後の雨が降りだす紫蘇畑 
色即是空墨のかすれを萩の花
真木 麻子
鴎座2002年 9月号 摺り切りに米一合を終戦忌  
遁走の途中のかたち蝸牛 
桃啜る強気といふもこの辺で 
曳く影も疵だらけにて黒揚羽
長谷 美知子
鴎座2002年 8月号

刻の守宮や無事の肩まで湯  
スローフード薔薇の挿木の芽吹きそむ
素通りす甘酒茶屋の多数決   
年金を自由に生きる梅雨の蝶
 

工藤 眞智子
鴎座2002年 7月号 しゃぼん玉の距離で少年仮病中  
引く波に波かぶさるる養花天   
葉桜の果て母のことことに姑 
字あまりや遠足の子のずるずると
古川 塔子
鴎座2002年 6月号 鮎焼きの頭からいく五十代          
花アカシアへぽろっとこぼす男運         
「まんずまんず」は叔母の地遠しあたたかし
薔薇よばら頬杖なんて似合
小平  湖
鴎座2002年 5月号 干鰈終末医療つばらかに              
バストアップの体操習う遠蛙            
中高年亀鳴くことを待つことに   
恋猫の四方八方夫留守で 
古川 塔子
鴎座2002年 4月号 髪切って梅四五輪へ深呼吸   
野焼してよくよく見える埼玉県          
やわらかに撫でてはこべら踏みこまず
梅林のいつしか方位南口  
増田 萌子
鴎座2002年 3月号 三寒四温舗道タイルの船踏んで          
獅子舞の獅子脱ぎ犬に舐められる )
折紙の馬の並足寒の雷
寒椿男の唇の野を行けり 
 柳田 芽衣
鴎座2002年 2月号 ポインセチア遥かなる日は御名御璽(ぎょじ) 
Sみかん詰め放題と言われても     
十二月象形文字の馬の目が
手をつなぐ夫婦と知らず冬の月
木谷はるか
鴎座2002年 1月号 石仏に魂抜かれ冬の星               
一杯のコーヒー探す紅葉酔い           
支えらる男の手冷たき樹胎仏   
「風邪治せ」叱りし夫よ愛ですか
工藤眞智子
鴎座2001年12月号 強く弱く雨の来ている酔芙蓉            
ひらがなのつくだおおはしもみじちる       
薔薇の実の甘酸っぱくてあねいもと
さし石を撫でてやすらう鯊日和
柳田 芽衣
鴎座2001年11月号 家系図の祖父より先は烏瓜         
薄目してはは待ちており曼珠沙華   
折合いをつけし父と子鰯雲  
鶏頭の影の屈折アフガンを
真木 麻子
鴎座2001年10月号 晴れ予報朝な揚羽の深呼吸    
ふりむけば夏蝶のいる夫との距離
遠花火片耳づつのウォークマン
海よりの青き風あり烏賊を干す
 
杉浦 一枝
鴎座2001年9月号 腹筋運動の九回目にて蚊の行方  
なれなれしい蜥蜴と住んで街交番
やわらかき手首よたんと梅を干す
梅干すと携帯メール覚えたて
小平  湖
鴎座2001年8月創刊号 泰山木の花か太穂か遠目ぐせ  
かたつむり肩こり性を受継いで
観覧車彼岸の見える菱の花
リュック背負う背の肉付きや花菖蒲
倉本 岬
鴎2001年 7月 ずーっと土手ずーっと相槌打って初夏
蚕豆のえくぼは母の十五歳
じゃんけんで酒買いに行く多佳子の忌
母在さず母の日がそこ花時計
猫の目の縦割り左右夏に入る
小平 湖
鴎2001年5月は6月と合併号です。
鴎2001年 6月 しばらくお待ちください
鴎2001年 4月 北窓開く句集「飛景」を開く季
犬の尾の百八十度桜咲く
出身地大阪と書き鳥帰る
静脈のバラの芽たどり波郷の碑
砂町銀座切干大根買いもして
倉本 岬
鴎2001年 3月 如月や紙折鶴を吹きもして
梅東風や座り心地の風見鶏
大胆に林檎を噛むは夫の死後
清張全集また残雪の天城越
中年の五感を覚ます初桜
倉本 岬
鴎2001年 2月 雪形の睫がうごく五円玉 
雪折れの枝の四五歩の家稲荷
初詣ふ菓子黒棒大江戸線
二歳児のなぜなぜ言葉凍解ける
煮くずれのことに喪明けのきりたんぽ
姉崎 蕗子
鴎2001年 1月 離乳食そろそろ仙人バナナかな 
大人への途中どんぐり蹴ってみる
水炊きのふつふつ家族増えている
豊饒へインダス土偶の手の祈る
体操教室一匹秋の蝿リズム
倉本 岬
鴎2000年12月 鉄棒にぶら下がってみる種ふくべ
風呼んで組体操の崩れたる
茶人帽畳めば四角衣被
紅花の枯れて茂吉の「写生道」
おしんつくずく凭れて枯れてだだちゃ豆
くろがねの牛の背ぬっと藁ぼっち
小平 湖
鴎2000年11月 頭芋ごろり故事来歴のおぼつかな  菊池 志乃
鴎2000年10月 集団登校どの子に乗るも草の絮    石口 栄
鴎2000年 9月 滴りや埴輪の腰の揉まれたる 白石みずき
鴎2000年 8月 花木槿ベンチも鳩も太穂の眼 菊池 志乃
鴎2000年 7月 しがらみのあればあったでえごの花 倉本 岬
鴎2000年 6月 蕨折る少年法のひとつずつ 姉崎 蕗子
鴎2000年 5月 眺めゐし写楽に貰う春の風邪 松浦 釉


 鴎座俳句会 創刊のことば
 
私たちは、これまでの「鴎」(鴎俳句会)を継承・発展させ、新しい俳誌「鴎座」を創刊することとなりました。鴎俳句会約二〇年の歴史の上に、いま新たな飛躍を目指しています。
 私たち「鴎座」は古沢太穂先生(二〇〇〇年三月二日ご逝去)の志である平明清新、抒情、生活感覚を受け継ぎます。
鴎座の「座」とは、座の文学としての会の性格を明らかにするものです。「座」とは俳諧の「座」であるとともに、連衆(れんじゅう)つまり同人・会員の自主的・自発的な集まりであることを意味します。同人・会員は同じ「座」の平等な仲間です。しかし「座」の馴れ合い、情実を避け、厳しくかつ温かい「座」を目指します。
鴎座は作品本意です。その頂きは高く、大空に向かってはばたきたいと思います。しかし裾野は広く、大地にしっかりと根を下ろした作品を大切にします。
同人・会員ひとりひとりの個性を尊重しつつ、自在な発想と自由で多彩な作品を競い合います。
会員相互の文学的な結びつき信頼を深め励ましあいます。
鴎座の俳句的な指導は、松田ひろむがあたりますが、独善、孤高をさける自戒も含め、主宰とせず代表と呼びます。
鴎座は自身の会の枠にとらわれず、過去・現代の優れた俳人に学び、また他の俳句会(団体)との協力、相互研鑚をすすめます。
 2001年8月